新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護活動論 技術演習 第2版』
第2版の出版にあたり,地域診断・成人期保健活動の章を加え,家庭訪問・母子保健活動・退院支援および生活習慣の見直しと行動変容を支える保健指導を追加し,内容の充実を図りました。
本書の構成と特徴
本書の前半では,家庭訪問,健康教育,地区組織活動,地域診断など公衆衛生看護活動で用いる基本技術について,事例演習に基づき展開しています。後半では,母子保健,成人保健,高齢者保健,結核感染症,難病,精神などの対象別の援助活動です。どこから取り組んでいただいても結構です。
本書の特徴は,事例を提示した演習で構成していることです。演習課題について考えるために必要な知識や考え方を記載しています。事例を通じて学生のみなさんが,様々な個人や家族,集団や地域への活動展開について考えることができ,保健師の活動は何であるかを学びます。また,対象に応じた実践方法を自ら考え,支援方法を導き出すことで,保健師としての活動技術や状況判断能力が向上すると思います。
新刊情報 ★★★★『壮年期生活保護受給者の健康支援』
本書は,社会変動に伴い生活保護受給者が増加する中,特に居宅の壮年期生活保護受給者に焦点を当て,彼らの健康関連QOLをはじめとした健康状態とその課題を明らかにすることを目的としました。さらに,住民の健康支援を担っている市町村保健師の生活保護受給者に対する支援の実態と課題を明らかにし,これら二つの調査結果から居宅の壮年期生活保護受給者の健康支援のニーズを検討しました。
生活保護受給者への健康調査ということで,社会福祉事務所の生活保護担当ケースワーカーの皆様には,大変お忙しい中,調査のご協力をいただきました。また,調査に回答くださいました生活保護受給者の皆様,市町村保健師の皆様,本当にありがとうございました。 健康格差が指摘されている昨今,平成24年7月には,21世紀における第2次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))が策定され,基本的な方向として健康寿命の延伸と健康格差の縮小が示されています。居宅の壮年期生活保護受給者はどのような集団なのか,公衆衛生を活動の基盤としている保健師が果たすべき役割は何か,今回の調査結果が住民の声として反映され,保健福祉サービスを検討する際の一助となれば幸いです。
本書の一部は,平成24年度から2年間にわたり,科学研究費補助金の交付を受けて行いました「居宅の壮年期生活保護受給者の健康関連QOLと健康支援のニーズに関する研究」の成果をまとめたものです。 「あとがき」より(抜粋) 2014年夏 富田早苗
新刊情報 ★★★★『要介護(支援)高齢者コホート研究』
平成14年までの30年間を岐阜県の保健師としての業務に従事してきた私(三徳)は,寝たきりや認知症高齢者の痛ましい事例に接してきたので,介護保険制度の準備期には画期的な制度ができると喜び,地域の専門職の人々とともに嬉々としてこの業務に専念したものである。一方では,サービスが本当に山間僻地まで行き届くのであろうか,要介護高齢者の実態はどのような状況なのかなどの疑問も持っていた。そんな時,一緒に介護保険制度の勉強をしていたメンバーである新生会八幡病院長の坂本由之先生から「介護保険情報を分析してはどうか」と,お声かけをいただいた。私にとっては「渡りに船」と現国立保健医療科学院の故藤田利治先生,元疫学部長(簑輪)と河口朋子さん,地元郡上市役所の後藤忠雄先生のご協力を得て郡上コホート研究(前向き研究)計画を策定し,郡上市役所,郡上医師会,郡上ケアマネージャー協議会および介護保険関連施設のご協力を加えて,元看護部長である岐阜県中濃地区の美濃病院の市原鶴枝様,中濃厚生病院の山口絢子様,八幡病院の山下淳子様のご支援により,出帆することができた。
一方,富山大学の成瀬優知先生と寺西敬子先生をはじめとするグループの方々も郡上コホート研究と類似の手法での研究を進めておられた。互いにお目にかかり,意見交換をしたのは平成24年の日本公衆衛生学会(山口市)からである。その後は合同研究会を大阪,名古屋,福岡および富山で行い,同時に日本公衆衛生学会自由集会での公開研究会も開催してきた。
新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護学演習・実習(地域ケア実習)~ソーシャルキャピタルの醸成を目指して~』

地域の保健活動は時代の変化と共にその重要性を増しています。
平成24年には,「地域保健対策推進に関する基本的な指針」が改正され,ソーシャルキャピタルを活用した住民による自助および共助への支援の推進,地域の特性を活かした保健と福祉の健康なまちづくりの推進等多様な保健活動が提示されています。また,地域の保健事業を担っている保健師の業務について,予防的介入の重視,地区活動に立脚した活動の展開,総括的な役割を担う保健師の位置づけ等が地域保健総合推進事業報告書より提言されました。
平成25年には「保健師活動指針」を改正し,保健師の保健活動の基本的方向性,地区担当制の推進,保健師の総括的な役割および活動領域に応じた保健活動の推進などを定めています。
一方で,保健師教育は,平成22年改正保健師指定規則により,公衆衛生看護関連科目28単位以上,公衆衛生看護実習として5単位が明記された。すなわち,大学の講義や演習・実習においても保健師教育課程のさらなる充実と卒業時到達能力の醸成が求められています。
新刊情報 ★★★★『国際看護学』
この本のタイトルは『国際看護学』であるが,この本を手にした人は,今まで出版されている『国際看護学』の本とはいささか内容が異なると感じられるに違いない。
それは,この本は,8名の執筆者全員が,中央アフリカ共和国に数週間から数十年滞在して,その地で体験したこと,調査したことを基に実体験を書いたからである。執筆者の職業は,社会学者,医師,保健師,助産師,看護師であり,それぞれが専門とする分野に焦点を当てて,調査研究したこと経験したことを記述している。
第Ⅲ部「国際看護学の理解を深めるために」を執筆した内海氏は社会学者で,島国日本から海を隔てる海外諸国の「遠さ」について述べている。グローバル化により世界の情報は机上で簡単に入手することができ,また物理的な距離もハイテクノロジーによるスピードアップや交通網の発達により短縮され便利になった。しかし,日本人にとって海外は,今なお心の距離は短縮されていないように思う。(以下「詳細」からご覧ください)
新刊情報 ★★★★『グローバル化・健康福祉政策と公衆衛生・倫理』(現代公衆衛生学第2版)編集;松田正己
本書は2010年3月の初版の改訂版である。公衆衛生学を学ぶ栄養士や公衆衛生看護(保健師、看護師)等の保健医療福祉分野の学生及び大学院生に必要なことを、公衆衛生の基本的な考え方、マインド、最新の動きや実践活動等に絞って紹介し、現代に生きる学生が、今の時代に役立つような公衆衛生学、必要とされる公衆衛生活動とは何であるかをイメージしてもらうことを目的に構成してある。
今回、3年半という比較的短い時間で、改訂版に取り組むことになったのは以下の理由による。
1.学生に分かりやすくと心がけて初版を作成し実際に3年間使用してみて感じたことは、現在の大学の2年生にとって公衆衛生学は内容が多岐にわたり、社会・世界・歴史等との関連性があるためか、多少、高度であったかと。また、基本的なことの解説が必要であることを痛感した。
2.そこで、改訂版では、授業の中で学生とともに試行錯誤して作り出した、①講義資料の図解、②国試対策につながるミニテスト、③そのための重要事項、を巻末に追加した。これらは、4年生の国試対策でも再度使用するものとなる。また、④疫学・統計については、苦手科目である学生も多いので、新たに章を起こした。これは、主に3年生で使用するものである。
3.この3年の間に起きた社会の変化には、①東日本大震災と福島の原発事故があり、技術と倫理の課題が大きくなってきている。また、②健康福祉政策では、健康日本21の第2期が開始、③国際的には肥満が大きな課題となり、国連がNCD対策に取り組み出し、栄養の重要性が更に高まっている。
4.そこで、改訂版では、新たに①序章、②1章、③8章、④9章を追加し、公衆衛生学の起源と福祉の関係をチャドウイックにさかのぼり検討し、功利主義の克服という倫理的テーマを導き出した。その過程には、英国の19世紀における新救貧法とディケンズという文学者が関係している。更に、2012年11月に行われた日本健康福祉政策学会の会長講演や、タイなど海外での公衆衛生への取組みをまとめてみた。
5.各執筆者にも、原稿を大幅に改定することをお願いし、よりシンプルな内容で、栄養に関連した公衆衛生をめざした。また、新たに4名の執筆者に加わって」いただいた。
(初版及び本書の「序」より抜粋)
新刊情報 ★★★★『始めてみようよ スキルアップ音楽療法』
ミュージックセラピストが社会の役に立つようにと心がけ、セラピスト育成に取り組んできました。育成の手始めとして
『音楽療法の理論』 2009年発行(クオリティケア社)
なぜ音楽療法が役にたつか、何のために、どんな人に、どのような技法を使うかなどを最初に出版しました。
次に、そのような技法は、実際に現場でどのように出来るかということに目を向けました。
『ミュージックセラピスト 演習評価』 2010年発行(クオリティケア社)
これは、実際の演習性を100点、あるいは200点で評価して、実習生、及び指導者にも、その現実を理解できるようにと考えたものです。
実際に追跡調査の結果も日本音楽療法学会(2012年)で発表しました。ここで実習生がつまづく多くの問題が判明しました。現在、その打開策も検討中です。
さて、この2冊の本を出版してみて、育成に欠かせない“技法”がもっと必要であることが研修者から寄せられました。それは、音楽療法の基本は「対象者に向かいあってセラピスト自らが構築することである」という考えが私達にあったので、その際のやり方はあまり親切に伝えることをしてきませんでした。しかし、それは初心者には不十分であることがわかりました。
そこで、現場で実践している会員が自分のやり方を紹介しよう、ということになり今回の出版になったものです。
執筆の条件は
1.オリジナリティにポイントを置きました
2.使い方には、説明を加えること
他は自由にしました。いろいろな立場の人が自分で研究した技法を紹介してくれました。
この本が皆さん、特にこれから音楽療法に取り組もうとしている方々のお役にたてて、音楽療法が
幅広く人々の健康に寄与できることを切望します。
(本書「はじめに」より抜粋)
新刊情報 ★★★★『障害との共存』 関谷眞澄 著
本書は、青年期から中年期に精神疾患を抱え、外来通院しながら地域で生活している13人の姿を、ライフストーリー・インタビューから、一人ひとりの語りにまとめたものである。 人生の途上で障害を受けるということはどのような体験であるのか、また、人生での種々の喪失体験を受けとめ生活していくことはどういうことか、いまを生きていく力はどのようなものであり、どこから生まれるのか。
障害を抱えながら生きている一人ひとりのいまの生活や思い、いままでの人生と将来への思いが、その人の「声」となり、語りかけてくる。
本書は「障害の受容」という視点を根底に、〝障害との共存〟という視点を提言している。リハビリテーションにかかわる人や支援者といわれる人たちが臨床現場において、どのような姿勢で障害を抱える人に向い合い、何をなすべきか、果たす役割は何かを考える一助となるものである。
- 新刊情報 ★★★★『コンサルテーションを学ぶ』
- 新刊情報 ★★★★展開図でわかる 「個」から「地域」へ広げる保健師活動
- 新刊情報 ★★★★『始めてみようよ タクティールケア』
- 新刊情報 ★★★★『アフリカの詩』~看護師 徳永端子の日本へのメッセージ~
- 品切れ ★★★★『保健師活動をつなぐ』~広島県開拓保健師の足跡~
- 新刊情報 ★★★★『高齢者のための薬膳読本』
- 新刊情報 ★★★★老年看護の縦横な語り
- 新刊情報 ★★★★現代公衆衛生学
- 新刊情報 ★★★★在宅ケアシステム
- 新刊情報 ★★★★パーソン・センタード・ケア実践報告書・第2集
- 新刊情報 ★★★★ミュージックセラピスト 演習評価
- 新刊情報 ★★★★乳児保育Ⅰ
- 新刊情報 ★★★★エビデンス習得のための 看護疫学
- 品切れ ★★パーソン・センタード・ケア実践報告書
- 新刊情報 ★★★★音楽療法
- 新刊情報 ★★★★善き看護 佐藤弘美Last Note
- 新刊情報 ★★★★わが国在宅高齢者の主観的健康感
- 新刊情報 ★★★★ボケ介護日誌
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