新刊情報★★★★『ケアの論理』認知症ケアの学び返しの旅から

本書の主題は、看護や専門・非専門を問わず介護に携わる者の提供するケアとそれを受け取る者とが関係し合うケアの柔軟さとその実践がもつ義務、つまり、ケアの水準を満たすための努力のあり方について考えることにあります。
私の約40年にわたる認知症の人やその介護家族、そして認知症ケアを進めるには不十分な組織に働く介護施設従事者や訪問看護師、病院で働く看護師、また、大学生や院生などからも多くのことを学んできました。そこで、どんなやり方で、どのように学びをしたか、自分は何をしたか、そんな自分の経験を学び返しながらケアの意味を考えてきました。
それらのことを、皆さんと共有したいと思います。
ケアはつねに進行形です。また、ケアは、介護と同義語として、政治的、政策的な方策に便利なものとして扱われ、時には法的規則とし関わる現場の各領域に異なる意味合いをで通知されるといったことがあります。そういう中では、ケアの意味を問い語り合える共通言語はなかなか育ちません。
しかし、このような中でも、ケアが誰のものか、ケアする者は誰か、これを常に頭に入れながら当事者のニーズをきちんと聴き、語り合いながら関わっている、そして、その様な活動が民主的なプロセスを持って進められている、その様に活動している現場が年々幾つもみられるようになってきました。
私は、満足するケアの水準はその様な活動プロセスにあると思っています。こういう活動のプロセスがあるとき、ケアのそこには倫理性や技術的側面と、教育的、社会的側面や政治的経済的な世界に繋がっていることがみえるようになるはずです。そして自分と自分たちの活動の現在地とそこで期待されるケアの意味を考えるでしょう。
そこから新しいケアの共通言語が作られることを願っています。
本書が、これからの新しい認知症ケア時代の新しいケアのあり方・考え方に少しでも役立つこを願っております。
( 著者 中島恵子)
新刊情報★★★★『デスカフェ・ガイド』~「場」と「人」と「可能性」~

デスカフェは、生をふり返り、新たな縁を紡ぎ、互いの存在を認めあう契機となる。『デスカフェ・ガイド』で、死生観の醸成と新たなコミュニティの構築が、いま加速する。
あなたは、死についてどのような考えをお持ちでしょうか? 
図1のいずれかにあてはまるようでしたら、デスカフェは、あなたにとって「役に立つツール」となるでしょう。
また、図2の方も、今はまだ死はあまり関係のない出来ごとと思われているかもしれませんが、いずれ身近な課題になるかもしれません。その時のために、デスカフェという試みが行われていることを知っておいていただければ幸いです。
新刊情報★★★★『保健師活動を展開する扉』

地域で展開される保健活動の中で、保健師は地域住民の生きざまに触れ、感じ取り、住民の健康に必要な事と効果的な方法を考えて行動しています。しかしながら、保健師の思考や感覚は目に見えづらいものです。
そこで、筆者たちは、自身の保健医療の実践の中で、印象深く留まっていた保健師の思考や感覚を記し、エピソードの意味を掘り下げて、保健師の役割や機能をわかりやすく伝えようと試みました。
2013年4月に通知された保健師活動指針の10項目の第1番目は「保健師活動のPDCAサイクルの実施」です。筆者らは、これに先立ち、PDCAに沿って保健師活動を示すツールである、「保健師活動の展開図」を開発し、2013年3月に出版しました。今回は、この展開図で示したPDCAのプロセスを「扉」としました。読者の方々が、これらの一つひとつの扉を開けると、保健師活動の場面を訪れることができます。
保健師って何だろうと思っている方、保健師に関心を持った方、保健師活動の原点に戻って確認したい方、さまざまな読者の方々がご自分の目的で、どこからでも読んでいただける本です。筆者らが大切にしていることを共有、共感して頂けると幸せです。
新刊情報★★★★『音楽療法ものがたり』ー可塑性を拓くー

この今までにない変化をもたらすこと…これが脳の可塑性に繋がっていると考えられるのでは、と捉えられます。徐々に徐々にの寄り添いから、新たな脳のつながりがヤマトさんの中に出来たのではないでしょうか。
長い時間がかかりましたが、音楽を介した脳への関わりはヤマトさんへの寄り添いとなり、それが結果、別人の笑顔になりました。
この物語…ここでの実践事例は、脳科学では可塑性として考えられることが分かります。
この本の色々な物語には、様々な変化があり、それを脳の可塑性と考えてみたのです。
「あとがきに換えて」より
新刊情報★★★★『共感』 看護における共感の測定と開発
THE MEASUREMENT AND DEVELOPMENT OF EMPATHY IN NURSING
1st edition
by William J .Reynolds
訳 青木好美 片山はるみ 鈴江毅
現在の医療現場では、患者を取り巻く社会情勢の変化や医療の発展が著しく、患者のケアに関しても複雑でより高度な技術が求められています。そのような現場では、看護職が「患者に共感できない」と感じる場面が増えている現状があります。この現状は、看護職にとって共感ということばの意味が、同感や賛同と混同しているからだと考えられます。看護職が患者に共感できないことは、看護介入を妨げることになります。したがって、私は、看護職に対する共感の教育が改めて必要だと感じていました。そして、教育方法を評価することが可能な共感を評価する尺度が必要だと考え、本書と出会いました。
共感を評価する尺度は、既に多く存在して、使用されています。しかし、本書で開発された尺度は、臨床例として看護師と患者の会話が示されており、一般的な尺度とは異なっています。また、本文中では、尺度開発に関する研究の方法や結果だけでなく、具体的な教育方法が示されています。このようなことから、本書は、看護学生だけでなく、現場で働く看護職、教員、研究者と幅広い看護職に必要とされると考えます。
新刊情報★★★★『助産師ものがたり』
助産師として日々悩みながらよい仕事をしたいと思っているあなた。ドキドキ・冷や冷やをどう乗り越えたか。貴重な体験を40人の先輩助産師が伝えます。

《はじめに》
助産師は日常的に多くの赤ちゃんとママに関わっています。
私は「乳児期は肌身離さず、幼児期は手を離さず、学童期は目を離さず、思春期は心を離さず」と母になる人に語っています。そして、育児では身体の栄養だけでなく、心への栄養を忘れないようにと伝えています。心への栄養は「愛」であり、愛情のこもった優しい言葉かけが大切なのです。
私は多くの人々との関わりでの出会いから考えたことや、感じたことを、助産師として日々悩みながらよい仕事をしたいと思っている皆さんにお伝えしたいと思います。
私の経験で足りないところを書いてくれるのは、一緒に仕事をしている仲間や助産師として私の元から巣立っていった教え子たちです。
辛いとき、助産師を辞めようかと思ったとき、そして、落ち込んだとき、この本から勇気をもらえるような、そんな本をお手元に届けたいと思っています。
どこから読んで頂いても、何か心に残るものがある、そんな本になっています。
齋藤 益子
新刊情報★★★★『福岡女学院看護大学が開発した「第四の看護教材」ミッションタウンへようこそ』

発刊によせて
福岡女学院看護大学・学長の片野光男です。
この度は、本学が開発中の「第四の看護教材」である「ミッションタウン(以下、MT)」をご訪問いただきありがとうございます。
MTはパソコンやスマートフォンといったWeb上に作られたバーチャルな町です。
「第四の看護教育」というのは、我々が作り出した表現であり一般的な言葉ではありません。第四という意味は、現在実施されている講義、シミュレーション教育および臨地実習に続く四番目の看護教育という意味です。
新刊情報★★★★『在宅看護過程演習 改訂版』

著者らは,在宅看護に関する科目を教授する上で,在宅看護過程あるいはアセスメントに関する参考図書が未だ少ないこと,市内の同じ訪問看護ステーションへ複数の看護系教育機関が実習しているが,使用している看護過程記録の様式も内容も様々である,という現状を把握しました。
そこから,看護過程の図書が1冊あるととても便利であり活用したいという話に発展しました。初めは,各大学によって記録様式も記録内容も異なり,ディスカッションのなかでは看護過程の要素である看護目標,期待される成果,看護計画など使用する用語と概念については意見が分かれる部分もあり,果たして一つにまとまるのかと危惧することもありました。しかし,最終的には在宅における看護過程を展開する上での療養者及び家族の生活を視る,捉える,理解しようとする根底となる価値観,基本的な考え方は同じではないかという結論へ至りました。その結果が本書となります。本書でのアセスメント枠組みや用語の用い方など未だ発展途上であると考えますが,今まで自分たちが教授してきたことを先ず形にしました。ぜひ,教育の場,訪問看護の実践の場でご活用いただき,皆様のご意見をいただけると幸いです。
この本の著者らは,本書のコンセプトに賛同いただいた在宅の看護教育に携わっている方々です。講義から演習,実習,実践をとおして,初学者が活用しやすいものを目指して作成しました。以上,初版の理念を引き継ぎ,本書は,改訂版となります。
- 新刊情報★★★★『詩集 アフリカの大地』
- 新刊情報★★★★『始めてみようよ 認知症カフェ -浜松市検証事業の継続からみた提案ー』
- 新刊情報★★★★『公衆衛生看護活動論 技術講習第3版』
- 新刊情報★★★★『在宅看護学』(第6刷増補新訂版)
- 新刊情報★★★★『ワークブック 地域/公衆衛生看護活動事例演習』
- 新刊情報★★★★『PDCAの展開図でわかる 「個」から「地域」へ広げる保健師活動』 改訂版
- 新刊情報★★★★『保健医療福祉専門職のための 事業化・施策化のすすめ方』
- 新刊情報★★★★『保育内容・領域 言葉 演習と講義』
- 新刊情報★★★★『精神科音楽療法ことはじめ ~こころ からだ いのち を紡ぐ音楽療法 ~』
- 新刊情報★★★★『死者に見守られて』
- 新刊情報 ★★★★『 来て! 助産婦さん』
- 新刊情報 ★★★★『在宅看護学』第5刷増補新訂版
- 新刊情報 ★★★★なぜ?できる!わかる!『私の看護技術』
- 新刊情報 ★★★★『認知症予防テキストブック』
- 新刊情報 ★★★★『人間科学のためのナラティヴ研究法』
- 新刊情報 ★★★★『在宅看護過程演習ーアセスメント・統合・看護計画から実施・評価へ』
- 新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護活動論 技術演習 第2版』
- 新刊情報 ★★★★『壮年期生活保護受給者の健康支援』
- 新刊情報 ★★★★『要介護(支援)高齢者コホート研究』
- 新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護学演習・実習(地域ケア実習)~ソーシャルキャピタルの醸成を目指して~』
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